JMeter簡易リファレンス

Version 2.7

サンプ ラー>JDBC Request

JDBC Request

概要

JDBC リクエストを行なうサンプラー、設定エレメントのJDBC Connection Configurationの設定が必須である。

設定画面



パラメーター

名前
テスト計画/ワークベンチのツリーに表示さ れる名前

コメント
コメント

Variable Name Bound to Pool
設定エレメント JDBC Connection Configuration で設定したVariable Name Bound to Pollの名前を指定する。
必須
Query Type
Select Statement、Update Statement、Collable Statement、Prepared Select Statement、Prepared Update Statement、Commit、 Rollback、AutoCommit(false)、AutoCommit(true)、編集のいずれかを選択す る。
バインド変数を使用する場合はPreparedを選択する。
Insert、DeleteはUpdateを選択する。

Query
Commit、Rollback、AutoCommit(true/false)の場合には不要

Parameter values
バインド変数を使用するときの値を指定する、複数ある場合はカンマ区切り

Parameter types
バインド変数を使用するときの値のタイプを指定する、複数ある場合はカンマ区切り
タイプはjava.sql.Typesの値となる。

Variable name
selectした結果をJMeterの変数として格納する場合に、変数名を指定する。複数ある場合はカンマ区切り。 結果が複数列有り、不要な列がある場合は変数名指定せずにカンマのみで対応できる。

Result variable name
ここに指定した変数名へselectした結果がmapの形式で全て格納される.。

  

使用例

サンプルファイル



JDBC Connection Configurationでオラクルドライバを指定して、JDBC RequestでPrepared Select Statementを設定して実行する。

オラクルのJDBCドライバはクラスパスを設定しておくかJMeter/libにコピーする。

ここではscottのempからdemtnoが10のデータをselectすることになる。



実行結果


select分が発行されている


結果ツリーの応答データ、deptnoが10のデータが取得できている



Debug Sumplerで指定したJMeter VariableでJDBC Requestで設定したVariable Name(A,B,C)とResult Variable Name(resVars)に取得結果が格納されている。JMeter 変数に格納されているので他のサンプラー等で値を利用できることになる。



2012 (C)Javanana