JMeter簡易リファレンス

Version 2.7

後処 理>正規表現抽出

正規表現抽出

概要

テストを実行した結果から、正規表現指定してデータを抽出してJMeterの変数へ格納する。

設定画面



項目

名前
テスト計画/ワークベンチのツリーに表示さ れる名前

コメント
コメント

Main sample only
メインのサンプラーの結果のみを対象とする。

Sub-samples only
サブ(メインの結果から自動で取得された)のサンプラーの結果のみを対象とする。

Main sample Sub-samples
メインとサブ量をウの結果を対象とする。

JMeter Variable
指定したJMeterの変数の内容を対象とする。

Body
応答のうちBody部を対象とする。

Body(unescaped)
HTMLエスケープ前のBody部を対象とする。

Headers
ヘッダー部を対象とする。

URL
URLを対象とする。

応答コード
サンプラーの応答コードを対象とする。

応答メッセージ
サンプラーの応答メッセージを対象とする。

参照名
正規表現で抽出した値を格納する変数名を指定する。

正規表現
抽出する箇所の正規表現を指定する。()で括った正規表現部を取得する。複数指定することが可能。

テンプレート
()で括った部分が複数ある場合に、抽出する部分を$n$で指定する。
n部分を数値で指定する。先頭が1となる。

一致番号(0から乱数)
複数行取得した場合に、抽出する行数を指定する。先頭が1となる。
-1を指定するとすべて取得する。0を指定すると取得した値からランダムで抽出する。

初期値
抽出できなかった時の値を指定する。

  

  

使用例

サンプルファイル


html内容

<html>
<head></head>
<body>
<select name="name1" >
<option value="010000">メンズファッション</option>
<option value="015000">レディースファッション</option>
<option value="500000">靴</option>
<option value="670001">腕時計</option>
<option value="980001">食品</option>
<option value="999999">家電</option>
</select>
</body>
</html>




参照名:selectname
正規表現:<(.*) value="(.*)">
テンプレート:$1$
一致番号:0

この指定で取得できた内容がJMeterの変数のいかに格納されている。
selectname:"option" 正規表現で指定した1つ目の項目からランダムで取得した値が格納されている。
selectname_g:2 1行から取得できた項目(.*)を2つ指定しているので最大で2となる。
selectname_g0:<option value="015000">  正規表現で抽出した全体が格納されている。
selectname_g1:option  正規表現抽出で取得した1番目の項目が格納されている。
selectname_g2:015000  正規表現抽出で取得した2番目の項目が格納されている。




一致番号に-1を指定したとき。
一致したものすべてを取得している。
参照名_n nがデータ配列のインデックスとなって1から順に振られている。
参照名はselectnameを指定しているのでselectname_1から始まっている。

取得した件数が参照名_matchNrに格納される。
このサンプル例だとselectname_matchNr=6となる。


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